ハイローオーストラリア 閉鎖の噂と今後の信頼性(根拠あり)

ハイローオーストラリアには以前から閉鎖するという噂がありました。
それが、今日取引をしようとしたら、いつもと画面が違ってビックリ。Twitterでも、ハイロー閉鎖されたのかな?と憶測が飛びかう状態になっています。
不安なのは分かりますが、自分で調べようとしない人が多すぎて驚きです。まして、不確かな情報を拡散するなど愚の骨頂です…。
とは言え、このサイトをご覧いただいている人たちは自分で調べようと思って努力をされているわけですから、私も例によって公式のアナウンスを元に記事をまとめました。
公式情報と私の考察部分を明確にして、まとめましたので情報の取捨選択は読者の皆様に委ねます。
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theoptionをお勧めします。(ハイローオーストラリアの縮小・閉鎖に備える)
☑本記事の内容
・ハイローオーストラリア 閉鎖の噂は前からあった ・ハイローオーストラリアは結局閉鎖されたの? ・ハイローオーストラリアを今後も利用して大丈夫かな? |
Twitterを見て頂くとわかりますが、私もハイローオーストラリアを利用しておりました。しかし、6/5に私は口座解約をしておりますので、今回は知り合いの方に証拠画像を提供していただきました。
✓ハイローオーストラリア 閉鎖の噂は前からあった

私が調べた限りでは、2014年10月2日をもって、Pepperstorne社が日本在住顧客からの新規受け入れを終了。同年12月31日に既存顧客の口座を閉鎖することを発表したことが噂の発端のようです。
※Pepperstone社…オーストラリアの大手FX・CFDブローカー。
理由は、Pepperstone社とオーストラリア証券投資委員会(ASIC)の協議の結果、日本の第一種金融商品取引業者としての許認可を取得していない為、日本在住のお客様へサービス提供を行うことが適切でないとの決定に至ったためです。
✓参考記事
・FOREX MAGNATES 日本語版 『豪大手ブローカーPepperstone社、日本在住者の受け入れを終了へ』
・FOREX MAGNETS 日本語版について
※2019.10/09の段階では記事は読めなくなっております。
このサイトによると、日本金融庁とオーストラリア証券投資委員会の両当局で、オーストラリアブローカーが日本在住顧客との取引を禁止する規約を導入すると元々予測しておりました。(2014.05/01の記事)
✓参考記事
・FOREX MAGNETS 日本語版 『日本金融庁、豪証券取引委員会、豪FXブローカーによる日本居住者の受け入れを禁じる方向へ』
・Finance Magnets 『原文記事』
※2019.10/09 の段階では、原文リンクは生きておりました。
✓ハイローオーストラリアは結局閉鎖されたの?

ハイローオーストラリアは、閉鎖はされていません。サービスはそのままに、運営会社が変更されました。
【変更前】
会社名:Highlow Markets Pty.Ltd.
所在地:Level 14,Macquarie House 167 Macquarie Street Sydney,NSW 2000,Australia
取引銀行:ナショナル・オーストラリア銀行
賠償責任保険:ロイズ保険組合
AFSL(Australian Financial Services Licence)番号:No.364264
Australian Company Number(ACN):143 553 628
監督局:オーストラリア金融当局(Australian Securties and Investments Commission:ASIC)
※HighLow.net 会社概要…https://jp.highlow.net/company
【変更後】
会社名:HLMI Ltd
所在地:Trust Company Complex, Ajeltake Road, Ajeltake Island,Majuro, Repubic of the Marshall Islands MH 96960
会社番号:100959
※Highlow.com 会社概要…https://highlow.com/company
ハイローオーストラリアからのお知らせを見てみましょう。

内容を大まかにまとめると以下の3点になります。
①事業運営ならびに、将来の企業戦略の観点から、オーストラリアでのビジネスをより一層、法律順守して行っていく。
②2019年6月16日より、ハイローマーケッツはオーストラリア居住以外の顧客への金融サービスを終了する。
③オーストラリア居住以外の顧客に対しては、第三者機関が代わりにオプション取引を以前と変わらない方法で提供する。
✓ハイローオーストラリアを今後も利用して大丈夫かな?

ここからは、私の考察になります。
察しの良い人は、先程の項目で気づいたのではないでしょうか?
新しくハイローオーストラリアを運営する会社は、どこの国の金融ライセンスも取得しておりません。また、万が一賠償責任が発生した時に、今まではロイズ保険組合に加入していました。しかし、現時点では、どこの保険に加入しているか情報はありません。長年実績があるサイトとは言え、会社が変われば運営体制も変わってきます。最悪の場合、資金を持ち逃げされるということも頭に入れて資産運用をしなくてはなりません。
前のハイローオーストラリアから新しい口座に移行される又は、新しくハイローオーストラリアで口座開設をされる方はしっかりとリスクを考慮して運用することをお勧めします。
余談ですが、冒頭でも申し上げた通り、私は先日ハイローオーストラリアの口座を解約しました。ハイローオーストラリアが閉鎖するかも…という噂も理由の一つではありますが、投資として「バイナリーオプション」というものを今一度考えた時に、今の私の考えにはマッチしなくなったからです。
投資は、元金(以上)を損なうリスクが伴います。また、オプション取引は誰にでも適した金融商品ではありません。運用する前に今一度自分自身と向き合ってみましょう。