アルバイトやパートなどの非正規雇用でも労災は受けれるの?

労働災害

アルバイトやパートなど非正規雇用の方「業務中に負傷したんだけど労災って使えるのかな?通勤中に負傷したんだけど、正社員じゃないし労災は無理だよね…」

こういった疑問に応えます。

✔本記事の内容

・そもそも労災って何?
・アルバイトやパートなどでも労災って使えるの?
・アルバイトを始める前に知っておきたい7つのポイント

私はサラリーマン時代、業務上4度腰を痛めてその場で立てなくなるほどの負傷をしました。
4度目にこのままでは本当に働けなくなるのでキチンと治療しようと思い、労災を申請しました。
労災保険給付のおかげで治療に専念することができ、腰の方も大事に至らず済みました。

アルバイトやパートなどの方のよくある悩みとして「正規雇用と非正規雇用の待遇格差」があると思います。

私も学生時代、派遣のアルバイトをしておりましたが、時給がお店のバイトよりも高いということでいろいろな仕打ちを受けたことがあります。送迎ありのはずがなかったり、制服支給のはずが購入させられたり…。

とは言え、流石に労災ともなると自分の身体や今後にも関わってきます。自分が労災申請をするにあたり、いろいろと調べましたので、今回は「アルバイトやパートなどの非正規雇用でも労災が使えるのか」を解説していこうと思います。

※3分ほどで記事は読み終わります。3分後には、アルバイトやパートなどでも労災は使えるのかだけでなく、労災についても理解ができるはずです。

そもそも労災って何?

労災 イメージ

労災は、災害分類が原因や事由によって2種類に分類されます。

それが、「業務災害」と「通勤災害」です。

労災(=労働災害)
労働者の就業に係る建設物、設備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等により、又は作業行動その他業務に起因して労働者が負傷し、疾病にかかり、又は死亡することをいう。

業務災害
労働者が業務を原因として被った負傷、疾病または死亡(以下、傷病等)を言います。業務と傷病等の間に一定の因果関係があることを「業務上」と呼んでいます。

通勤災害
通勤によって労働者が被った傷病等をいいます。

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Nii’s Labo『労災とは?労災を理解して働けない間の生活を守ろう(労災経験者です)』

アルバイトやパートなどでも労災って使えるの?

申請

結論から申し上げますと、使えます。

厚生労働省では、以下の様に回答をしています。

パート、アルバイトの方も、労災保険給付を受けることができます。また、給付内容は正規雇用者と同様です。

労災保険は労働基準法上の労働者を対象としているため、パート・アルバイト等の就業形態にかかわらず事業主との間に雇用関係があり、賃金を得ていれば、業務又は通勤により負傷した場合などは、一般の労働者と同様に労災保険給付を受けることができます。

✎参考記事

厚生労働省 『1-3 パート、アルバイトなどの非正規雇用でも、労災保険給付を受けることができるのでしょうか。正規雇用の場合と何か違いはあるのでしょうか。』

アルバイトを始める前に知っておきたい7つのポイント

近年、学生・高校生等のアルバイトをめぐるトラブルが社会的に大きな問題になっています。

本来学生の本文である学業と生活補助のためのアルバイトとの適切な両立が求められます。

しかし、『「人手が足りない」などの理由で学生を休ませない』、『試験期間にシフトを入れる』など学生に配慮しないブラックバイトも存在するのです。

学生にとっては、最初の就業経験となることが多いと思うので、ここでしっかりと自分たちの労働条件を学び今後の人生に役立ててください。

※一般アルバイトの方も泣き寝入りせず、しっかりと自分たちの労働条件を確認しましょう。

ポイント①…アルバイトを始める前に、労働条件を確認しよう!
ポイント②…バイト代は毎月、予め決められた日に全額支払われるのが原則!
ポイント③…アルバイトでも、残業手当があります。
ポイント④…アルバイトでも、条件を満たせば有給休暇が取れます。
ポイント⑤…アルバイトでも、仕事中のけがは労災保険がつかえます。
ポイント⑥…アルバイトでも、会社が自分の都合で自由に解雇することはできません。
ポイント⑦…困った時は総合労働相談コーナーに相談を

もっと詳しく知りたい方は、下に厚生労働省の記事を載せておきますのでご覧ください。

✎参考記事

厚生労働省 『アルバイトを雇う際、始める前に知っておきたいポイント』
厚生労働省 『相談機関のご紹介』

今はSNS等が普及して、事前に情報収集しやすくなりました。

それに伴い、コンプライアンスなどが見直されたり徹底されるようになってきましたが、まだまだブラック企業やブラックバイトなどは存在します。

皆我慢しているからと泣き寝入りすることは、労災隠しなどかえって企業に迷惑をかけることもあります。

労災を放っておいて、怪我などで自分の将来を失わないように、自分の身体はしっかりと労わりたいですね。

Posted by Nii