労災申請の手続きを自分でしなければいけなくなったけどどうすればいいの?

労災関係労災

労災の申請を会社が進めていたのに、ある日自分で手続きをしてほしいと言われた人。会社が労災隠しをしようとしていて、動いてくれない人。

こういった場合の対応について、解説をします。

ちなみに、私は前者です。会社側の説明では、人材不足・不慮の事故・決算期が被ったことが理由です。

理由はなんであれ、被災者の気持ちとて、企業には早急に対応をしてほしいとは思います。しかし、行動しない事には、手続きがますます遅れてしまうので致し方ありません…。

この記事は5分程度で読み終わります。似たような状況になって、困っている人の助けになれば幸いです。

✓本記事の内容

・労災申請を自分で行う時の流れ
・労災申請に必要な書類
・あとがき

労災申請を自分で行う時の流れ

労働者が、労働災害により負傷した場合などには、休業補償給付などの労災保険給付の請求を労働基準監督署長あてに行ってください。なお、休業4日未満の労働災害については、労災保険によってではなく、使用者が労働者に対し、休業補償を行わなければならないことになっています。

私の場合、会社は労災申請の書類は送付していただいていたのですが、「休業補償給付支給請求書」の手続きを済ませていなかったので、記入し会社に送付しました。

下記にそれぞれの労災保険給付の手続き(療養、休業、障害、遺族 葬祭料、介護、二次健康診断等、通院費)について及び、請求書がまとめてあるサイトのリンクを掲載しておきます。

✓参考記事

厚生労働省 『労働災害が発生したとき-手続きの詳細』
厚生労働省 『労災保険給付関係請求書等ダウンロード』

労災申請に必要な書類

私の実体験から、自分でも控えを持っておくと良いものをご紹介します。

①(病院の)診断書
②給料明細
③災害発生状況申立書

①(病院の)診断書

企業に提出したのに、企業が何かしらの都合で手続きできず、自分で行うことになった際、手元に予備があったほうがスムーズです。私は予備を保管していなかったので、再度病院に行き、改めて診断書をもらいに行く必要がありました…。

②給料明細

自分で休業補償を申請する際に必要になります。会社が全部行う場合、会社側で給料の記入を行ってくれます。よっぽどないとは思いますが、会社の記入ミスなどを考えて控えを取っておくことをお勧めします。

休業補償の給付基礎日額は、傷病発生日の直前の賃金締切日の直前3ヶ月間に被災労働者に対して支払われた賃金の総額(ボーナスや臨時に支払われる賃金を除く)を、その期間の暦日数で割った1日当たりの賃金額です。なので、3~4ヶ月分は控えを常に保管しておきたいところですね。

✓参考記事

厚生労働省 休業(補償)給付について

③災害発生状況申立書

会社と被災者が事実確認をしながら作成する書類です。私の場合、会社が、労災申請手続きをした労働基準監督署より用紙を頂いてましたので、その控えを取りました。

とは言え、人それぞれ状況が異なります。下記に労災保険請求の為のガイドブック(厚生労働省)のリンクを掲載しておきますので、自分の状況に合わせて書類作成や控えを取ることをお勧めします。

✓参考記事

厚生労働省 『労災保険請求のためのガイドブック<第一編>請求(申請)のできる保険給付等』

◆あとがき

会社が労災の手続きをしてくれない。休業補償の手続きをしてくれない(遅れている)。そんな時は労働基準監督署に連絡すること!と聞きますが、相談してもすぐには動いてくれません。私の場合、労災申請はしてくれたものの休業補償の手続きが、なんだかんだ約半年されていませんでした。会社に毎月のように督促をしてもダメだったので、労働基準監督署に電話で相談しました。そこで言われたのが

①労働基準監督署は、相談されても動けないこと。
②自分で申請書を書いて、担当医師の承認をもらい、会社から印鑑をもらうこと。

その申請書があって初めて労働基準監督署は動けるそうです。

えっ…、会社が印鑑押さなきゃ無理じゃん…。

最初、聞いた時は本当にびっくりしましたが、自分と担当医師の証明があれば労働基準監督署から会社に電話していただけるみたいです。基本的には会社が手続きをしてくれますが、もし会社が動いてくれない場合は、こういった手段が取れるということを頭の片隅に置いておくと、いざという時に自分の生活を守る術になると思います。

Posted by Nii